ファーストインパクトが重要!講座の魅力を伝える画像とは?
講座の魅力を伝えるためには、言葉だけでなく、視覚的な要素も重要です。
講座の集客が悪くなったと感じたらファーストインパクトとなる画像を見直してみるといいかもしれません。
効果的な写真を活用することで、受講者に講座の雰囲気や内容を直感的に伝えることができ、受講を促す力となります。
ここでは、講座の魅力を最大限に伝えるための写真の撮り方や使い方について、良い例と悪い例を交えてご紹介します。
写真の目的を明確にする
写真を撮る前や講座の宣伝をする際に、まずはその写真の目的を明確にすることが重要です。以下のような質問を自問してみましょう。
・何を伝えたいのか?
講座の内容、講師の専門性、受講者の楽しそうな様子など。
・誰に伝えたいのか?
初めての受講者、リピーター、興味を持っている潜在顧客など。
・どこで使うのか?
ウェブサイト、SNS、チラシなど。
講座の内容を視覚化する写真
講座の内容や魅力の伝わる写真を用意しましょう、具体的なイメージを受講者に伝えることができます。以下のような写真を撮影することを心がけましょう。
良い例:
・講師が制作した制作物の写真や、レッスン内容が伝わりやすい写真。
・受講者が実際に手を動かして作業している様子を撮影した写真。
悪い例:
・ピントが合っていない、画像が荒いなどの写真。
・講座の内容が全く伝わらないイメージ写真。
実際の講座の模様やワークショップの様子などの撮影が難しい場合でも、講座内容がより伝わりやすいイメージ写真を用意すると良いでしょう。
高品質な写真を撮るためのテクニック
写真の質はそのまま講座の印象にも直結します。高品質な写真を撮るための基本的なテクニックを押さえておきましょう。
・ライティング
明るさや光の方向に注意して撮影することで、写真のクオリティが大きく向上します。自然光を利用するか、適切な照明を準備しましょう。
・構図
被写体の配置や背景に注意し、バランスの取れた構図を心がけます。特に三分割法を意識すると、見栄えの良い写真が撮れます。
・フォーカス
被写体にしっかりとフォーカスを合わせ、ブレやぼやけを防ぐために安定した手持ちや三脚の使用を検討しましょう。
良い例:
・窓から差し込む自然光を利用して明るく撮影された写真。
・三分割法を意識してバランスよく構図を取った写真。(※画面の縦横を3等分して、その線が交わる4つの点のどこかに、被写体を持ってくる写真撮影の際の技術です)
悪い例:
・暗くて見づらい写真や、逆光で顔が見えない写真。
・背景が散らかっていて被写体が目立たない写真。
・被写体に寄りすぎてしまっている写真。
写真の編集と活用
撮影した写真は、編集によってさらに魅力的にすることができます。また、どのように活用するかも重要です。
・基本的な編集
明るさやコントラストの調整、トリミングなどの基本的な編集を行うことで、写真の見栄えを良くします。
・キャプションやコメント
写真にキャプションやコメントを付けることで、より具体的な情報を提供し、受講者の興味を引くことができます。
・適切なプラットフォームでのシェア
ウェブサイトやSNSなど、写真を活用するプラットフォームに合わせた最適なサイズや形式でシェアしましょう。
良い例:
・明るさを調整して、重要な部分を強調した写真。
・講座内容など具体的なキャプションを付けた写真。
・テキスト等にデザイン性のある魅力的な写真。
悪い例:
・編集しすぎて自然さが失われた写真。
・細かい写真、コメントを入れすぎて散らかっている印象を与えてしまう写真。
・キャプションやコメントがないため、何を伝えたいのかわからない写真。
・テキストがシンプルすぎて魅力を伝えきれていない写真。
デザインが入った告知画像は見栄えがしますが、デザインが苦手な場合はテキストを入れずに画像だけにした方がいいケースもあります。
講座写真や告知画像制作に役立つツールをご紹介
講座画像は、もちろん実際ご自身で撮ったものを利用することが信頼を高める上でもベストですが、機材を持っていないだったり、写真を取ることが難しい講座などもあると思います。
また、画像を編集するツールなどを持っていない為、シンプルなテキストを入れるのみになってしまい講座の魅力を伝えきれないなどの問題がある時は、webのオンラインサービスを利用するといいでしょう。
※画像素材などを利用する場合は必ず「商用利用可能」であるかどうかを確認の上、利用しましょう。
講座写真が無いなどの場合
講座の画像がない場合、講座内容がイメージしやすい画像などをストックフォトサービスから探すのも一つの手段です。
写真素材を探すなら「PhotoAC」がおすすめです。Ggmail等で会員登録ができる上、高品質な写真が無料でダウンロードできます。(無料プラン利用の場合、1日1枚まで)加工や商用利用もOKでモデルの許可済み人物写真素材などもある為、イメージが伝わりやすい写真を見つけることができるでしょう。
画像の編集ソフトがない場合
画像編集ソフトがなく、テキストを入れたりしたくてもシンプルなテキストを入れるだけになってしまうとかえって講座への興味を失わせてしまう場合もあります。
画像編集の知識が豊富でなくても使える無料の画像編集サービスなどを利用するのもいいでしょう。
オンラインで使える無料のグラフィックデザインツールでおすすめなのは「Canva」です。
Canvaは61万点ものテンプレートと、1億点の素材(写真、動画、イラスト、音楽)があり、ドラッグ&ドロップの簡単操作で誰でも簡単にあらゆるデザインを作成できます。パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも使えます。
効果的な写真を活用することで、講座の魅力を視覚的に伝え、受講者の興味を引きつける力となります。これらのポイントを参考に、講座の魅力を最大限に伝える写真を撮影してみてください。
おけいこタウンは九州電力が運営する「まなびたい人」と「おしえる人」をつなぐ、まなびのポータルサイトです。
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【ライタープロフィール】
佐藤 岳
フリーランスのデザイナーから転職しwebサービスのマーケティングに携わりその後フリーへ転身、東京でart系のギャラリーを運営しつつマーケター、イラストレーター、デザイナー等、何足?かわからない草鞋を履いて活動中。